赤尾晃一の知的排泄物処理場(わかば日記)

静岡大学情報学部教員によるメディア観察ブログ。基本的に敬称略。SINCE 1996.3.20

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プロフィール

赤尾晃一

静岡大学

情報学部准教授

赤尾晃一

トゥース!! 写真は高校の卒業アルバムから。
1958年,滋賀県生まれ。同志社大学文学研究科修士課程新聞学専攻修了(メディア論・大衆文化論)。通信関係シンクタンク・日経BP社を経て,1995年10月から現職。主共著に『現代風俗史年表』『情報通信革命』『通信・放送新時代の制度デザイン』『商品化権』『ゲームの大學』『近未来・映像メディア』など。
 ついに50歳の大台。滋賀県に25年,東京都と浜松市に12年半ずつ居住。魚座なので,近くに「水溜まり」がないと落ち着かないらしい。
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赤尾 晃一

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2012年01月10日(火)

砥峰高原も「鮮やかさがなく」「薄汚れた」ような風景に映るのだろう,井戸知事には! [テレビドラマ]

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砥峰(とのみね)高原

『平清盛』の初回で目立ったロケ地は兵庫県神河町の砥峰(とのみね)高原・峰山高原である(→ロケ情報)。『ノルウェイの森』のロケ地と同じだ。松山ケンイチつながりか。砥峰高原が京都北山に擬せられている点も同じだ。京都北山にあんな開放的な高原があったら,歴史も相当に変わっていたかもしれない。

あだしごとはさておき,『平清盛』のドラマは今回が初めてというわけではない。大輪田泊や福原京にどれだけ観光客が誘致できるのだろうか? 砥峰高原はドラマツアーに最適なんじゃない? もっとも,井戸知事に言わせると,砥峰高原は「鮮やかさがなく」「薄汚れた」風景なんだろうけど(そうは言ってない)。

とはいえ,NHKが30Pプログレッシブ・カメラを濫用している風潮はある。明度設定・色彩設計を怠ると,見るに堪えない画面になる。『開拓者たち』は明らかに暗すぎる。『平清盛』もフィルターを多用したりして,あまり素直でない絵作りを指向しているのは確かで,違和感を覚える“高齢者”がいるのは何の不思議もない。

立場わきまえろ…「平清盛」酷評知事に批判殺到

Posted at 23時18分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2012年01月01日(日)

春よ、来い!

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2011年の「紅白歌合戦」では,松任谷由実の歌唱・演出が白眉でした。『春よ、来い』が実質的な「大トリ」だったので,後で歌う人たちは霞みましたし,気も萎え気味にみえました。

2011年の「紅白歌合戦」では,松任谷由実の歌唱・演出が白眉でした。『春よ、来い』が実質的な「大トリ」だったので,後で歌う人たちは霞みましたし,気も萎え気味にみえました。

Posted at 00時46分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2011年11月28日(月)

自転車だけが本当に悪いのか? そういう結論でいいのか? [裁判]


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想像してみよ。いま追越車線を走っている。反対車線は渋滞している。停車車両の間から突然に自転車が走り出てくることをはたして予見できるか? 「この界隈ならそれもありかも」と念頭に入れていれば,徐行とはいわずとも速度は抑制していた可能性はないのか? それでも道路横断を図る自転車に遭遇すれば,どう行動する? 教習所などではどういう行動が正しいと教えているのか?

急ブレーキだろうな。自転車が進行する方向(向かって左側:歩道側)にハンドルを切って回避するのが緊急避難として妥当なのか? 後ろから迫り来るタンクローリーに気がついていたのか? そして,タンクローリーの危機回避も,乗用車にぶつかることを覚悟した急ブレーキが正しいのか? 歩道側に向けてハンドルを切る回避行動が正しいのか? タンクローリーが歩道に乗り上げると,高い確率で歩行者に犠牲が出る。

交通事故は関係者全員の複合的な責任で起こるわけだ。因果関係の玉突きである。民事だと過失割合として案分される。刑事の場合はそうではないのだろう。自転車で横断を試みた人に非はあるだろう。しかし,乗用車とタンクローリーの運転者が不起訴なのはバランスが悪いと思う。この裁判も「自転車厳罰化」の一環かと邪推したくなる。

事故は,信号がある交差点と交差点の間の一種のT字路で起きている。警察としては「そこを渡らずに横断歩道に回れ!」ということだろうが,ショートカットしたい歩行者・自転車は(片方の車線が慢性的に渋滞しているならなおのこと)無理にでも横断したくなる。「横断するな!」と言っても聞かないのならば,「横断歩道を作ればいいじゃない!」と答えるのは,あまりにマリー・アントワネット的かな
FNN

Posted at 23時31分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2011年11月10日(木)

『カーネーション』第34話の展開はすばらしすぎるで! ほんまに! [テレビドラマ]

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「ウチが思うに,お父ちゃんには間違いのうガタが来てます」
「奈津のおっちゃんも倒れたしなあ。うちのお父ちゃんも年取ったんと,呉服屋が潰れかけてんのと,期待した娘が今ひとつぱぁっとせえへんのと。そら,お酒も飲みたなるかしれんけどなぁ…」

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「『ただの風邪や』て,おばあちゃんは言うてたけど,今日は,あんなけ好きなお菓子もあんまし食べんと,あんまししゃべりもしませんでした」

※バウムクーヘンが「ここは神戸やでぇ」というてる気がします

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「あっこのおじいちゃんかて,ちょっと前は,あっこまで年寄りちゃうかった。あっこのおねえちゃんは,よう見たら,もうおばちゃんや」
「うちらが大人になった分だけ,大人も年取っていくんやなあ」

『カーネーション』がすばらしいのは,超越した「神の声」の語りではなく,主人公(小原糸子)の主観的語り(モノローグ)で物語を進行していくことだ。「○○ということを,まだ糸子は知るよしもありませんでした」という超越的視点がないので,すべての登場人物がフラットになるし,一寸先の展開さえ読みづらい。激情型の糸子は突拍子もないことをしでかすのだ。

イブニング・ドレスの注文を受ける→神戸に行こうとする→いつもやったら立ち塞がってきた父親がだらしなく酔いつぶれている→神戸に行ったら祖母が風邪とかで伏せっている→イブニング・ドレスをもらって帰る。このストーリー展開の中に,糸子の「内なる声」が挿入される。糸子の観察眼の鋭さを表すと同時に,人生の儚さや人間関係の機微を感じさせる。

連続ドラマが初めての渡辺あやが,ここまで計算ずくの脚本を書けるのはすばらしいし,それを具現化する尾野真千子を筆頭とするキャスト・スタッフもすばらしい。ロケ・オープンセット・セットがシームレスにつながって違和感を感じさせないプログレッシブ映像もすばらしい。

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Posted at 18時27分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2011年10月30日(日)

だから「サラダパン」は湖北(長浜)の局所的食べ物で,滋賀県民でも知らんものは知らん!! [グルメ]


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2011年10月27日(木)

シルヴィの『あなたのとりこ』って,なんでこんなに何回もCMに使われるんだろう? [CM]

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日本人ってシルヴィ・バルタン『あなたのとりこ』が好きだなー。1987年頃にキヤノンが「EOS650」に採用したのは,出演者(写真家のビクトリア・ブリナー)やロケ地,そして一眼レフという商品特性からすると適切だった。

そして『めざましテレビ』で流れ,映画『ウォーターボーイズ』(2001年)で演舞に使われ,曲の認知度は上がる。さらに,宮崎あおいの初々しさが今となれば印象的なサントリー「緑水」(2002-03年)のCM曲になる。

全日空の企業広告(羽田第2ターミナル開業時),キリン「ホップの真実」などのCMに使われ,そしていま「低燃費ならスズキのエコカー」で滝川クリスタルのバックで流れている。滝川クリステル=父親はフランス人=フレンチポップスの名曲という連想なのだろうか。

Posted at 22時43分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2011年10月26日(水)

せっかく「お医者さんと禁煙」したのに1年経過したら吸ってしまう人が多いとか [たばこ]

『ためしてガッテン』で「感動!禁煙がこんなに超簡単だなんて! SP」。チャンピックスで「お医者さんと禁煙」にチャレンジし,「服薬後3か月の時点では,約8割もの人が禁煙できていたのに,1年後となると…3か月禁煙が続いた人の半数以上が,またタバコを吸ってしまっている」のだそうだ。なんとも,もったいない話だ。

私も2010年9月9日からチャンピックスで禁煙をスタートした(→記録はこちらのブログで)。禁煙26日目に入院して手術となり,禁煙プログラムは中断したが,禁煙は継続した。禁煙後1年1ヶ月が経過した。

「1本でも吸えば元の木阿弥」と担当医師に強く念を押された。そして「禁煙して良かったことをいつも思い浮かべるように」とも。『ためしてガッテン』では否定していたけど,喫煙を再開する人は結局は意思が弱いというか誘惑に負けやすいというか。

「せっかく「お医者さんと禁煙」したのに1年経過したら吸ってしまう人が多いとか」の続きを読む

Posted at 23時38分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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