2010年08月18日(水)
グリーン車の子連れ客 [旅行]
私自身は,子育て期を経験し,大なり小なり車中で他者に「迷惑」をかけてきたから,「子連れ旅行者」には寛容である。泣いたり奇声をあげたりするのは子どもの“仕事”であり,親などがそれを完全には制御しきれない。「静かにさせろ」と言ったところで,静かになることはあまりない。ただし,同行者は子どもに繰り返し注意を促して,車内でのマナーを教え込むことは重要である。「どうせ何をいっても聞かないから」と車内での“運動会”状態を放置しておくのは,同行する大人としての責任を放棄していると言わざるをえない。
今日は,珍しくグリーン車で東京に移動(もちろん自腹ではない)。夏休み中の新幹線は,どの車両も子連れ客であふれる。掛川あたりで車掌と交渉して,普通車指定席からグリーン車(しかも喫煙車両!)に移動してきた子連れ客がいた。母と息子と娘(いずれも幼児)。太っ腹というか大盤振る舞いというか。三人の動静をうかがっていると,どうやら普通車で他の乗客とトラブルになって,相対的に客が少ないグリーン車に“避難”してきたらしい。
母は子どもに無関心で,子どもは二人だけで遊び始める。奇声を上げ,そのうち女の子が泣き始め,男の子が車内を走って逃げ始める。私は別に車内で片付けるべき用事もないので,その光景をぼーっと観察していた。しかし,安楽と静穏を求めてグリーン車に乗っている客は黙ってはいない。母親にきつい口調で抗議し,車掌に訴える。それを受けて,車掌も母子に注意する。「車掌もたいへんだなー」と同情する。
普通車で許されないことはグリーン車でも許されないのは当然だろう。グリーン車に乗る際には,子どもにもそれなりの「立ち居振る舞い」が求められるということだろう(子連れで1回だけグリーン車で移動したときは,事前の注意,当日の監視は入念を極めた)。「この母子は普通車で我慢することを覚えるべきだったろうに」と思うのだった。
ちなみに,個人的に最も楽だったのは,席に余裕がある自由席で最前(後)列に座り,退屈し始めるとデッキに移動するというパターンだった。混雑する朝夕は避け,昼間に移動した。この母子もそれは守っていると思うのだが,いかんせん子どもへの統率力に欠けていたきらいがあった。子どもから舐められているというか。
Posted at 23時25分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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